グッピーと混泳できるものとできないものとを見分ける3つのポイント


グッピーは混泳させやすい。

グッピーは混泳させにくい。

ネット上には様々な情報があふれていてどちらの情報が正しいのか判断に迷ってしまいます。

このような意見のバラつきは混泳のさせやすさが相対的、主観的に判断されているため起こります。

例えば小型のエビ類を混泳させようと思った場合、グッピーがエビを食べてしまうので混泳させにくいと言えます。

このように混泳相手がなんであるか、どのような飼育環境であるか、どんな種類のグッピーを飼っているかによって混泳のさせやすさ、させにくさは変わります。

そこで今回は、誰でも簡単に混泳できるかどうかを見分けられるよう、グッピーを混泳させるために押えておきたい3つのポイントを紹介します。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

1.飼育環境

第1のポイントはグッピーと同じ環境で飼育できることです。

グッピーは水温20~28度、中性から弱アルカリ性の水質を好みます。

グッピーの水槽に入れるわけですから混泳相手も当然、その環境で飼育できるものにしましょう。

導入時には、水槽の水に少しずつ慣らしてあげると体調を崩すことなく、うまく混泳させることができます。

2.性格

第2のポイントは性格が穏やかであることです。

縄張り意識が高く、気性の荒い生物と混泳させてしまうとグッピーが追いかけられたり、つつかれたりしてヒレがボロボロになってしまいます。

体が弱ったグッピーは病気にかかりやすくなるので、混泳させる生物は性格が穏やかであまり活発に泳ぎ回らないものにしましょう。

3.体の大きさ

第3のポイントはグッピーと同程度の大きさであることです。

いくら性格の穏やかな生物であっても体の大きさが違いすぎると混泳できません。

これはグッピーの成魚と稚魚にも当てはまることで、魚は目の前を動く自分より小さなものを反射的に口へ入れてしまいます。

大きな魚にとって小さな魚は“エサ”でしかなく、排除してやろう、いじめてやろうという悪気はありません。

捕食を防ぐためには混泳させる生物を、グッピーと同程度の3~5cmのものにするとよいでしょう。

最適な混泳を目指すなら他にも留意したいポイントはたくさんあります。

国産と外国産のグッピーを混ぜないことや、泳ぐ水域が重ならないこと、夜行性は避けた方がいい・・・など、突き詰めていけばキリがないでしょう。

しかし、細かな注意点は混泳のハードルを上げるばかりで、最終的にはグッピーを傷つけたくないならグッピー以外を飼育しない! となってしまいます。

まずは紹介した3つのポイントでふるいにかけ、実際に混泳してみてグッピーと合わないようならその原因を突き止めて修正していくとよいでしょう。

せっかく水槽があるのなら色々な種類の生物を飼ってみたいと思うのは当然です。

むやみに混泳のハードルを上げないで、まずは挑戦してみましょう!

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする