生後一ヶ月間のグッピーの稚魚をうまく育てる3つのコツ


グッピーの稚魚は産まれてから一ヶ月の間に大きく成長すると言われており、特にこの期間の育成に力を入れている飼育者も多いと思います。

そこで今回は特に初心者の方へ向けて、稚魚の一ヶ月の育て方を紹介していきます。

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コツ1.数を増やしたいなら隔離する

産まれたばかりの稚魚は産卵箱やネットなど何某かの容器に入れて隔離している人が多いと思います。

親と同じ水槽に入れたまま特に何もしていない、という人はすでに十分な数のグッピーがいるのなら問題ありませんが、数を増やしたいのであれば隔離した方がよいです。

親の水槽内でネットを使って隔離するのは水合わせの必要がなく、新たに水槽を用意する必要もないので使いやすいのですがネットは思うほど水が循環しないのですぐに環境が悪化してしまいます。

あらかじめ産卵箱を用意しておくとその後の隔離がスムーズにでき、稚魚だけに餌を与えることも、大人のグッピーに食べられる恐れもないので安心です。

コツ2.餌は少量を頻繁に与える

体長5~8mmで生まれるグッピーの稚魚は親グッピーと同じ大きさのものは食べにくく、消化器官も未発達なので食い付きが悪いです。

フレーク状の人工飼料などを細かく擦り潰して与えるようにしましょう。

ブラインシュリンプを孵化させて与えるのも良いです。

給餌はできるだけ頻繁に与えると稚魚が大きく育ちます。

多少食べ残しがあっても新鮮な餌を与えた方がよいので気にしないで餌をあげてください。

その分、水が早く汚れるので稚魚の水槽にはフィルターを取り付けて小まめに水換えをするようにしましょう。

水換えはそれだけで稚魚の成長を促してくれます。

コツ3.水槽を変える

上記2つのコツを念頭に飼育し、順調に育っていけば一ヶ月後には約1.5cmに成長していると思います。

それまで産卵箱で飼育していたという人はこれくらいの時期に小型の水槽へ稚魚たちを移してあげましょう。

広い水槽を泳ぎ回ることは頑健な体作りの一助になります。

スペースに余裕があれば、オトシンクルスなどを混泳して食べ残し対策をしてもよいでしょう。

そのまま更に3~6ヶ月もすれば、大体の稚魚が親と同じくらいの大きさになっていると思います。

同程度とまではいかなくても親の半分程の大きさがあれば食べられる心配もないので合流させてあげましょう。

グッピーは一度出産すると、それ以降はおよそ一ヶ月の周期で稚魚を出産します。

もしも稚魚の育成に失敗してもすぐに次の稚魚が産まれるので、あまり神経質になり過ぎずに取り組みましょう。

と言っても、手を抜いて良いわけではありません。

何か起こったときに柔軟に対応できるよう、心に余裕を持ちつつグッピーたちと向き合うようにしてください。

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