稚魚の出産後、メスのお腹が大きいままだったら、まだ産まれるのかな? と不安になりますよね。
グッピーは一度に何匹産むものなのでしょうか?
一度に何匹産むの?
出産数は初産が最も少なく、10匹未満であることが多いです。
その後、回収を重ねるにつれて15、20と産まれる稚魚の数は増えていき、中にはあの小さな体で50匹以上を一度に産む豪胆な母グッピーもいます。
何度目の出産で何匹産むかは決まっておらず、そのグッピーの体の大きさや飼育環境、体調などによって左右されます。
グッピーの繁殖の仕方はとても優秀で驚くほど容易に数が増えます。
一年中繁殖可能なので、一度目の出産を無事に終えればグッピーが絶えることはないでしょう。
母グッピーを産卵箱から出すタイミングはいつ?
出産を終えたメスグッピーはその後25~30日の周期で出産を繰り返します。
その前準備としてメスはお腹の中に卵を用意しているので出産直後でもそれほどお腹が凹まないのです。
しかし、だからといってグッピーを産卵箱に入れたままにしておくとストレスを感じて体調を崩したり、病気になったりしてしまいます。
出産前、出産後を含めてメスを産卵箱に入れておく時間はできるだけ短くなるようにしましょう。
グッピーの出産は通常、一日のうちの数時間で終わります。
長くても半日程なのでそれくらいで様子を見て、落ち着いているようなら産卵箱から出してしまいましょう。
合計で何匹産むのか一概には分からないため、たとえお腹に何匹か稚魚が残っていたとしても産む様子がなければ元の水槽へ戻した方がよいです。
稚魚はどれくらいの早さで成長するの?
稚魚が産まれると次に気になるのは、どれくらいで大きくなるのか、ということだと思います。
これは環境によって大きく異なり、慣れている人なら3ヶ月程で十分な大きさに育てます。
一方、飼育に慣れていない人だと半年経っても小さいままで、いつになったら親グッピーと合流させることができるのかと困ってしまいます。
グッピーの成長には出産後一ヶ月が大きく影響しており、その期間にどれだけ食べて泳いだかによって同じ時に産まれたグッピーであっても大きさが変わります。
早く成長させると他の魚につつかれたり、食べられたりするリスクが減るので、できるだけ頻繁に餌を与え、水を温めて代謝を促してあげましょう。
低ストレスで育ったグッピーは病気になりにくいだけでなく見栄えも良くなり、健康な稚魚を産みやすくなります。
稚魚のときからグッピーの健康に気を配り、何匹産まれるのか、常に全体数の予想を立てておくと飼育しやすくなります。