グッピーを上手くペアリングする方法と3つのコツ


一年中繁殖可能なグッピーではペアリングはそれほど難しくありません。

しかし、相手は魚ですので100%こちらの思う通りにペアリングさせるのには幾つかのコツがあります。

これから紹介するペアリング方法では特別な道具などは使わないので、上手くペアリングできなくて悩んでいる方、またはこれからグッピーをペアリングさせようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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コツ1.水槽の大きさ

グッピーの数に対して水槽が大きすぎると、オスとメスが出会う機会が減ってペアリングが上手くいきません。

30cm水槽に1ペアではオスとメスがなかなか交尾しないこともあるので、そのようなときは水槽を小さいものに変えるとよいでしょう。

コツ2.オスとメスの比を調整する

ペアリングするときはオスとメスを同数入れる方法が基本ですが、必ず同じ数である必要はありません。

オスを多くする方法では早く交尾を確認できる確率が上がりますし、メスを多くする方法ではたくさんの稚魚を得ることができます。

また、意図せず病気などでオスとメスの比が崩れてしまうこともあると思います。

グッピーはペアで売られていることが殆どなので、どちらか一方だけを追加するのは難しいです。

数の比よりもオスがメスを追いかけているか、水槽が広すぎたりしていないかに注意してペアリングしましょう。

コツ3.ペアリングに使うオスとメスを厳選する

ペアリングを行う目的は様々だと思いますが、より見た目のキレイなグッピーを産ませたい、というのが一番多い目的なのではないでしょうか。

そのためには、オスはより色模様の発色が良く、背曲がりやヒレの欠けのない個体を、メスはお腹が大きく処女のものを選ぶと良いです。

気に入った見た目のグッピーが自宅の水槽にいなければ、ショップなどで新たに購入するのも手ですが、ペアリングの前にトリートメントや水慣らしをしておきましょう。

グッピーのメスは一度の交配で3、4回出産することができ、さらにその間も別のオスと交尾をして一匹のメスのお腹の中に複数のオスの精子を保存しておくことができます。

特定のオスとの子供が欲しい場合には水槽の大きさを見直したり、繁殖能力のないリボン種のオスグッピーを入れたりして交配を促すと良いでしょう。

グッピーはどちらかに繁殖に関する致命的な欠点がなければ1ペアからでも繁殖可能なので、なかなか交尾を確認できないからといって焦る必要はありません。

気持ちに余裕を持って温かく見守ってあげましょう。

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