グッピーが餌を食べないときの3つの対処法

グッピーが餌を食べないときは黄色信号です。

食べることはそのまま生きることに繋がるので早急に対処する必要があります。

では何から始めればいいのかというと、まずは日頃の、そして食べなくなる前のグッピーの様子や飼育の仕方について思い返します。

何か思い当たるようなことがあれば、それについて対処してください。

思い当たることがなければ次に紹介する方法を順番に試してみましょう。

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餌を変えてみる

グッピーは生餌から人工飼料まで何でも食べると言われています。

しかし、グッピーにもそれぞれ好みがあり、より好きな餌の方が食いつきがよくなります。

一般的に稚魚、成魚を問わずグッピーの食いつきが良いとされているのはブラインシュリンプを孵化させて与えることです。

アカムシもグッピーの食いつきが良いとされていますが、消化されにくく、内臓へ負担をかける恐れがあるので弱っているグッピーや稚魚にはあまりおすすめしません。

ブラインシュリンプを粉末状にしたものなど、様々なタイプの餌があるので、どの餌なら食べてくれるのか色々試してみるとよいでしょう。

水環境を整える

餌を変えても効果が見られないときはグッピーのいる水の状態を確認してください。

過剰な汚れや細菌の繁殖、phの偏りによってグッピーが衰弱し、食欲が落ちて餌を食べない可能性があります。

サンゴや貝殻を入れると水質が弱アルカリ性に近くなるので、phが安定しない場合は入れてみてください。

また、適当な水温が保たれているかも確認しましょう。

短時間での急激な水温の変化は、グッピーにダメージを与えるので気温変化の激しい季節や水換えのときは水槽の温度を小まめにチェックして、水槽用ヒーターや冷暖房を使って変化が少なくなるように工夫しましょう。

水環境を整えれば、弱っていたグッピーも徐々に回復してきて餌を食べるようになるはずです。

塩浴してみる

餌を変えても、水を換えてもグッピーが餌を食べないままのときは、すでに消化器官などに異常がある、または、自力では回復できないほど衰弱している可能性があります。

プラケースなどに隔離して0.5%濃度の塩水に入れて回復を試みましょう。

塩浴にはグッピーの浸透圧調整を助けるとともに、水中の常駐細菌を減らす効果があります。

グッピーが餌を食べないときはこれらの方法を試しながら、グッピーの様子を細かに観察して原因を探りましょう。

グッピーを観察することは治療のためだけでなく、病気を未然に防ぐ上でも役に立ちます。

特に餌やりのときはグッピーが活発に動く瞬間なので、愛らしく泳ぐ姿を堪能するとともに、しっかりと様子の確認をしておきましょう。

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