グッピーの稚魚を強い体に育てる3つのコツ

グッピーの稚魚を強い体に育てる3つのコツ
強いグッピーへ育てるためには、何をおいても稚魚の間の質の高い飼育が欠かせません。

特に生後一ヶ月の間は、今後の一生を左右するグッピーの体が作られる大切な時期なので、これからご紹介する3つのコツを使って上手に飼育しましょう。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

コツ1.餌をこまめに与える

グッピーの稚魚は体も胃も、とても小さいので一度にたくさんの餌を食べることはできません。

体の大きく強いグッピーにするためには常に稚魚の胃の中に餌がある状態にしておくと良いでしょう。

そのためには稚魚が食べやすい大きさにした小さな餌を、様子を見ながら複数回あげるようにしましょう。

このとき、消化の悪いブラインシュリンプの殻やアカムシなどを多量に与えてしまうと、稚魚の消化機能に負担がかかるので、消化しにくい餌は与えないように気をつけてください。

コツ2.遊泳スペースを広くする

泳ぎ回れるスペースが広ければ広い程、グッピーの稚魚は活発に行動します。

運動させることで強い骨が作られ、筋力も増すので頑健なグッピーに育ちやすくなるのです。

また、過密環境下で起こりやすい突っつきや追い回しが起きにくくなり、グッピーの体に傷がつくことを防ぎ、ストレスを軽減することができます。

但し、稚魚の遊泳能力が低いうちは水槽の広さが災いして、稚魚がなかなか餌を食べられないという事態も起こってしまうので注意が必要です。

稚魚に十分な遊泳力が付くまでは水槽を広くしないでおくか、スポイトなどを使って稚魚の近くに餌を置いてあげるようにすると良いでしょう。

コツ3.高めの水温と小まめな水換え

稚魚を入れている水槽の水温を高めの28度に設定しておくと、熱によって稚魚の代謝が促進され、よりたくさん餌を食べ、消化活動が活発になり、運動量も増します。

一方でグッピーの代謝が活発になるということは、それだけ老廃物も増えるということなので、小まめな水換えが必要になります。

水換えは水中の有害物質を減らすことができるだけでなく、グッピーの成長へ良い刺激ともなるので、水槽の大きさにもよりますが、数日おきにしてあげても良いでしょう。

もちろん、稚魚がphショックなどを受けないよう、水換えの水はしっかりとカルキを抜き、水温・水質ともに合わせたものを使ってください。

これら3つのコツを押さえて稚魚を育成すれば、稚魚の飼育は初めてという初心者の方でも体の強い立派なグッピーを育てることができるので是非実践してみてください。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする