グッピーの夏場の飼育は水温30度がポイント!

グッピー繁殖・飼育大百科 (6)-min
夏場は30度を超えてしまうことが多々あると思いますが、水温30度を超えた環境はグッピー達にとってとても危険です。

何が危険なのか原因をしっかり知り、きちんと対策を練りましょう。

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グッピーの餌やりは水温30度を超えると危険!

水中の酸素濃度と温度の関係

水中の酸素濃度は、水温の上昇と反比例してどんどん下がっていってしまいます。

つまり、高温になればなるほど、グッピー達は酸欠状態になってしまうのです。

グッピー達は水温が28度を超えると酸素の消費量が増し、30度になると既に酸欠状態と言っても過言ではありません。

餌やりと酸素濃度

酸素濃度が餌やりと大きく関わっているのはご存知ですか?

そうなんです、そんな酸欠状態のグッピー達に餌を与えたら、一気に酸欠を引き起こし、最悪死に至ります。

グッピーも人間達と同じ、酸欠状態だと脳に被害が及んでしまうのです。

なのでポイントは、水温30度を超えたら餌やりを中止すること。

これは夏場のグッピー飼育において必要不可欠なポイントであると言えます。

水温30度を超えるとグッピーの繁殖も難しくなるかも?

グッピーの繁殖と温度の関係

なぜ水温30度を超えると、グッピーの繁殖が難しくなるのでしょうか?

それは、グッピー達の繁殖に欠かせない多くの種類の水草が枯れてしまったり、上手く育たなかったりという背景があるからです。

グッピー達は水草類の環境が整っていると交配の場として使ったりします。

また、もし隔離していなかった妊娠中のメスの個体がお出かけ中に突然子供を産んでしまった、という事態にも、水草類があることで子供達の隠れ蓑となり、子供達が周りから守られることが考えられます。

結果、グッピーの繁殖には水温が大きく関係していると言えるでしょう。

水温30度を超えない様に私たちが出来ることは?

 1.一番簡単な方法は、まず室温をクーラーで下げることです。

私たちも涼しい環境の中で生活出来て一石二鳥ですよね。

2.少し高単価ではありますが、水槽用のクーラーを買う方法、そして低コストで済ませたいのであれば冷却ファンで冷やす方法もあります。

ただし冷却ファンでは2?4度程度の冷却しか期待出来ませんので、ご注意下さい。

3.水槽に氷を何粒か入れてみることも1つの方法です。

ですが急激な温度の変化はグッピー達の体調に変化を及ぼしてしまうので程々にしましょう。

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