混泳のときに気になる、グッピーとネオンテトラが食べるもの


ネオンテトラはグッピーに劣らず体色が豊かで、性格も穏やかなことからグッピーの混泳相手としてよく名前が挙がります。

しかし、実際に混泳させようとは思っても、ネオンテトラにはどのような餌を与えたら良いのか、グッピーがネオンテトラを食べてしまわないか、気になりますようね。

それでは、そんな疑問について順にお答えしていきます。

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ネオンテトラに与える餌

ネオンテトラの餌はグッピーと同じもので大丈夫です。

ネオンテトラもグッピーと同じように食の選り好みがないので、人工飼料から生餌まで何でもよく食べてくれます。

しかし、グッピーはネオンテトラに比べて水槽の上層にいることが多いので、ネオンテトラが餌を食べる前にグッピーが食べ尽くしてしまうことがあります。

そんなときにはそれぞれの生息域の違いを利用して餌を与えると良いでしょう。

上層にいるグッピーにはフレークタイプの餌を、中層にいるネオンテトラには沈みやすい顆粒タイプの餌を与えるとどちらにもうまく餌をあげることができます。

顆粒タイプの餌は小さめのものを選ぶと良く食べてくれます。

また、顆粒タイプの餌を半分くらいが沈むように勢いをつけて水槽に落とすと、沈んだものはネオンテトラが、水面に浮いているものはグッピーが食べるようになります。

グッピーがネオンテトラを食べる

混泳させていると、グッピーがネオンテトラを食べてしまったり、逆にネオンテトラがグッピーを食べてしまったりすることがあります。

これは、グッピーかネオンテトラの体の大きさが違い過ぎるときに見られる現象で、例えばグッピーの稚魚が産まれると稚魚はグッピーからもネオンテトラからも食べられる危険性があるのです。

同じくらいの大きさであればグッピーもネオンテトラもお互いに過干渉になることなく、うまく混泳させることができます。

稚魚が産まれたときは成魚の半分以上の大きに育つまで水槽を分けて育ててあげると良いでしょう。

もしも、体の大きさが同程度なのにグッピーやネオンテトラにつつき合いが見られるようになったら、水槽の大きさに対してグッピーとネオンテトラの数が多すぎるサインです。

水槽を大きいものへ変える、魚の体の大きさで水槽を分ける、などして住みやすい環境にしてあげてください。

まとめ

それでは、本記事の内容をまとめましょう。

・餌はグッピーとネオンテトラの生息域の違いを利用して両者にまんべんなく与える。

・体の大きさが違い過ぎると被食・捕食が起こるので、グッピーとネオンテトラは同じ大きさのものを混泳する。

混泳がうまくいっていれば、グッピーとネオンテトラはケンカすることなく同じ水槽の中で仲良く暮らしてくれます。

逆に言えば、グッピーとネオンテトラの間で何かしらの衝突が起こるという事は、水槽の中に問題があるということですから、小さな異変も見逃すことなく原因を追究していくようにしましょう。

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