初心者でも分かる、グッピーを1ペアから繁殖させる方法


繁殖力旺盛なグッピーは1ペアからでも十分に数を増やしていけます。

しかし、初めてグッピーを飼うという方はまず何から始めたらいいのか迷ってしまうでしょう。

そんな方へ向けて、グッピーを1ペアからうまく繁殖させる方法についてお話しするので、是非参考にしてください。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

水を合わせる

グッピーはそれほど水に敏感ではありませんが、水温や水質、水のきれいさが一定レベル以上でなければ元気に育ってくれません。

水温は20~28度、水質は中性~弱アルカリ性を保ち、ろ過器とバクテリアを利用して、水が浄化されるサイクルを確立しておきましょう。

バクテリアでは分解しきれない汚れを取るために定期的な水換えも重要となります。

ただし、水のきれいさは数の少ないうちはあまり重要視されません。

数が増えることを見越して水を育てていくつもりで、ろ過器、バクテリア、水換えと手を加えていくと良いでしょう。

健康なグッピーを見極める

いくら慎重に水合わせをしても、もともとグッピーが衰弱していたのではうまく繁殖することができません。

ペットショップでは元気に泳いでいるか、入荷から日が浅くないか、などを確認すると良いでしょう。

系統維持にこだわりがなければ、既に妊娠しているグッピーを購入するのも手です。

ネット購入のときは、できるだけ国産のグッピーを購入することをおすすめします。

海外からの輸入は、移動の負担でグッピーが弱っていたり、日本の水に慣れていないので水合わせが難しかったりするのです。

また、安価な外国産グッピーの中には種類を雑多に混泳させ、劣悪な環境で飼育しているために雑種の血が混じっていたり、既に何らかの病原菌に感染してしまっている場合もあります。

グッピーの購入はできるだけ自分の目で見て確認し、水の状態や飼い方などを直接尋ねられるショップでの購入をおすすめします。

出産を見極めて稚魚を守る

元気なグッピーを正しい環境で育てていれば、そう時間のたたないうちにメスが妊娠します。

出産前のメスは落ち着きがなくなったり、お腹に稚魚の目が透けて見えたりするので、出産が近くなってきたら、メスを産卵箱に移したり、水槽に水草をたくさん入れたりしましょう。

メスを産卵箱に隔離して稚魚を育てた方が生存率が高いのですが、初めてだと隔離がうまくいかないこともあると思います。

そんなときは、一度目の出産は敢えて見逃し、時期の予想を立てやすい二度目の出産に備えましょう。

グッピーは一度の交配で3、4回出産できるので、次の出産はおよそ30日前後と決まっているのです。

出産の予想を立てて見事稚魚をゲットできれば、繁殖は成功です。

稚魚は大人のグッピーと同じ餌で問題ありませんが、たまにブラインシュリンプを与えると大きく丈夫に育ちます。

1ペアからグッピーを繁殖させるときは、元気なグッピーを水合わせをして水槽に入れ、水質管理の行き届いた環境で飼育・出産することが大切です。

これさえできていれば、どんな種類のグッピーでも1ペアから繁殖させることができます。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする