グッピーを飼い始めてしばらくするとガラス面にうっすらコケが生えてくることがあります。
グッピーが優雅に泳ぐ姿を鑑賞するときに、ガラス面にコケが付着しているとせっかくの水槽が台無しです。
コケは生えてしまうと細部に至るまで全体に広がりますので掃除するのが大変です。
コケの生えにくい環境作りを行って水槽を綺麗に保つようにしたいものです。
コケが生えにくい環境作りをする上で何点か重要なポイントがあります。
まず、外光が入らない場所に設置しましょう。
外光が当たるとコケが発生しやすくなります。
外光が入る場合は水槽の置き場所を変えるか外光が入らないように黒い紙などを貼り付けましょう。
次は蛍光灯の点灯時間です。グッピーの飼育と植物が光合成をするために必要な点灯時間は一日に7~8時間です。
それ以上点灯をすると植物は過度の光合成を行います。
また、コケも活発に光合成をすることになりますので、コケが発生する原因になります。
光の対策を行ったら今度は、定期的な水換えです。
水質の悪化はコケの発生に影響を及ぼしますので、週に一度水槽の水の1/3程度を換えて綺麗な水を保ちます。
そうすることでコケの発生原因となる成分が発生しにくくなり綺麗な水槽を保ち易くなります。
また、たまには底砂も洗いましょう。底砂は餌の食べ残しや排泄物などが埋まりますから、ひどく汚れている事があります。
肥料は少なめにしましょう。水槽内の植物を早く育てたいという思いが必要以上の量の肥料を与えてしまう場合があります。
一般的に多めに与えてしまうケースをよく見かけますが、多めの肥料は水草の成長にとってプラスにならないだけではなく、コケの成長を促進させてしまいますので、水草の量に応じた量を与えるようにしましょう。
餌は少なめに与えましょう。グッピーが餌を食べている姿が可愛らしく、ついつい多めに与えたくなります。
しかし、食べ残した餌は水を汚しますので、もう少し食べられるくらいの量で止めておきましょう。