グッピーの繁殖で楽しみの1つは、子供達がどんな色合いになるかということですよね。
でも思った様に子供の色が現れない、また、どうやって色が決まるのだろうか?
今回はそんな疑問を解消していってみましょう。
遺伝の法則を知ることで、よりグッピーの繁殖を楽しんでみて下さいね。
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グッピーの色の基礎知識、優性の法則を知ろう
グッピーだけでなく、生物の遺伝子には優性と劣性があるのをご存知ですか?意味合いはそのままで、優性の遺伝子は劣性の遺伝子より優先されて個体に表現されるということです。
これを優性の法則と言います。
簡単に言えば、例えばノーマル色のグッピーが優性、レッドテールのグッピーが劣性だとすると、その子供は全てノーマル色になります。
この法則は勿論他の柄を持つグッピー達にも言えることで、どの柄が優性であるかを知っておくことで、次世代のグッピーの表現色が分かり、グッピーの繁殖をより楽しむことが出来ます。
2代目で表現色が現れなかった場合はどうすれば良いの?
少し難しい話になりますが、例えば同じ系統の表現色を持ったグッピーを繁殖させたとします。
しかし、子供はその系統の色が全く現れなかった、というパターンがあります。
でも諦めないでその子孫達を交配させていくと、2世代目以降にその表現色を持った子供が現れるのです。
なので2世代目までは諦めずに繁殖を続けていきましょう。
また、2系統以上のグッピーを入れてあげて繁殖させれば、より一層子孫の表現色を楽しむことが出来ます。