グッピーの稚魚の上手な育て方と3つのコツ


グッピーは繁殖能力が高く、手を加えなくても稚魚は生まれてきますが元気で色良いグッピーを育てるには稚魚の育て方に工夫が必要です。

育て方に慣れていると1ヶ月程で親と同じサイズにすることもできますが、不慣れだと5、6ヶ月かかっても親より小さいままだったりするのです。

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コツ1.稚魚にストレスをかけない

どのようなグッピーが育つかは、最初の1ヶ月の育て方にかかっていると言っても過言ではありません。

親と同じ水槽に稚魚を入れていると、親に食べられてしまったり、つつかれたり、追いかけ回されたりなどのストレスで衰弱してしまいます。

稚魚だけの育成水槽を用意すると、稚魚に適した環境を作れる他、親に餌を取られてしまうことをも防げるので、悠々自適に泳ぎ回れるよう、できるだけ広い水槽を用意してあげましょう。

魚は変温動物で、自分で体温を維持することができません。

また、代謝は温度の影響を受け、一般的に温度が高いほど代謝反応は促進されます。

そのため、早く稚魚を成長させたい場合はグッピーが元気に活動できる最高温度である28度の環境がよいとされています。

また、水換えを頻繁に行うことで稚魚を適度に刺激することも効果的なので、3、4日に一度のサイクルで水を入れ換えるとよいでしょう。

コツ2.与える餌には手間をかける

稚魚は体が小さいので与える餌は細かくすり潰して食べやすいようにしてあげましょう。

グッピー用の人工飼料も喜んで食べますが、ブラインシュリンプやアカムシなどの生餌は成長のために必要な栄養が揃っており、稚魚の食いつきもよいので早く大きく成長しやすくなります。

ブラインシュリンプは孵化させたり、食べカスが腐敗する前に掃除をしなければならないので毎日与えるのは難しいかもしれません。

休みの日など、時間に余裕があるときに与えるとよいでしょう。

また、稚魚は食い溜めすることができないので、餌はやや足りないと思う程度の少量を一日に複数回与えましょう。

回数に決まりはなく、極端に言えば多ければ多いほどよいです。

一日に十数回与える人もいるので、水槽を見て餌がなくなっていれば与えるくらいの気持ちでいるとよいでしょう。

コツ3.稚魚をよく観察する

水温や水質が稚魚に合っているか、餌は適量を与えられているか、調子の悪い稚魚がいないか、など日々の観察を怠らず、常に最適な育て方を模索するようにしましょう。

同じ日に生まれ、同じ育て方をした稚魚でも成長スピードはそれぞれ異なり、早く大きくなる仔もいれば、大きくなるのにどうしても時間がかかる仔もいます。

体の大きなものに執拗に追いかけられている稚魚がいれば、水草を増やしたり、水槽を分けたりして弱い稚魚を守ってあげましょう。

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