感動を覚えるグッピーの出産

グッピー (1)
グッピーの魅力は鮮やかで綺麗な模様を持つ魚体と繁殖が容易で自分で交配が楽しめるところにあると思います。

グッピーは卵胎生魚なので卵ではなく稚魚を出産するのは既知の事実です。

グッピーは繁殖力が旺盛で1ヶ月に一度は出産を行うため、出産の光景を目にするチャンスも多いと思います。

新しい生命の誕生を直接自分の目で見ると感動と喜びを覚えます。この魅力に取り憑かれてグッピーを飼育している人も多いのではないでしょうか。

グッピーのメスは妊娠すると下腹部が黒ずんできます。

そしてだんだんお腹が大きくなり丸みを帯びてきた後、下腹部が大きく膨らんでパンパンになってきます。

その頃にはお腹の中に稚魚の目が見えてきて、だんだん動きも鈍くなってきます。

こうなったら間もなく出産です。産卵箱に母親グッピーを移してやりましょう。

 産卵箱で出産すると生まれたての稚魚が他の魚から食べられることがなくなりますので、数を増やすことができます。

産卵箱に入れずに出産を行うと、稚魚が他の魚に食べられてしまいますので、生存率が低くなります。

特にグッピー以外の魚種と混泳させているような場合、産卵箱を使わずに出産をすると、生まれた稚魚が食べられてしまい殆ど残らないことがあります。

繁殖させて数を増やすのが目的の場合は出産前の母親のグッピーを産卵箱に移して出産させます。

そして生まれた稚魚が親の半分くらいの大きさになるまで産卵箱で育てるのが良いでしょう。

あるいは、稚魚専用の水槽を用意しておき出産後の稚魚を移す方法もあります。

稚魚専用の水槽に移して育てる方が産卵箱で育てるより水質が安定しています。

また、自然繁殖をさせたい場合は水槽に密集度の高い水草を少し多めに植えておくことで稚魚の隠れ家になり生存率が上がります。

産卵箱で稚魚を育てる場合は、餌の食べ残しで底が汚れてしまいますので、こまめに水換えを行わないといけません。

餌は、稚魚の専用の餌を与えるか、フレーク状の餌を細かく砕いたものを与えます。

餌の与えすぎは水質悪化の原因となり病気や感染を誘発しますので、ごく少量を多めの回数与えるようにします。

産卵箱を使わずに繁殖させる場合、ポンプに稚魚が吸い込まれてしまいますので給水口にスポンジフィルターを巻きつける等の対策が必要です。

産卵を終えたメスは体力を消耗していますので、しばらくゆっくりと休ませてやりましょう。

出産後すぐに元の水槽に戻すとオスに追いかけ回されますのでしばらく体力を回復してから戻してやるほうが良いでしょう。

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