グッピーの病気と対処方法

グッピー (1)
グッピーを飼っていて健やかに育ってくれると良いのですが、そこはやはり生き物なので病気はつきものです。

水槽内の環境を良好に保って病気の発生となる原因を作らないのが大切ですが、万が一グッピーが病気になってしまった時には冷静に適切な処置を施しましょう。

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症状と対策

白点病

ヒレや体に0.5ミリ程度の白い点が出たり、眼球表面が白く濁る病気で、放っておくとすぐに悪化して死んでしまいます。水質悪化や急激な変化により発症します。治療中は絶食で、水換えを多めにしながら、1~2週間薬浴をします。水温は高めの28℃~30℃にしてエアレーションを行います。

尾ぐされ病

尻尾やヒレが溶けてボロボロになる病気です。最初は先端部分が白く濁り、次第に全体がボロボロになってきて、エラに感染すると死んでしまいます。水質悪化や急激な変化が発症の原因となります。治療中は絶食で、水換えを多めにしながら、1~2週間薬浴をします。水温は高めの28℃~30℃にしてエアレーションを行います。

ハリ病

生後1週間の稚魚のみがかかる病気で、この病気にかかると殆ど生存しません。症状はヒレを畳んで頭を振って泳ぎます。水質悪化が主な原因です。治療法は0.2%の粗塩とメチレンブルー水溶液を少量入れます。それでも尾が開かない場合は0.2%の粗塩を足します。

水カビ病

体に白いカビが付着する病気で、喧嘩や怪我などによる外傷や水質悪化、細菌の感染が原因で、傷口に水カビが付着します。治療はカビを取り除いたあと、傷口が塞がるまで薬浴をします。

病気の治療で一般的に基本となるのが、治療中は絶食させること、水温を少し高め28℃~30℃に上げる、エアーレーションを行うと効果が高い、粗塩が治療に効果ある、ということです。

さらに、それぞれの症状に合わせた薬剤を投与して薬浴させます。

これらの基本事項を頭に置いた上で、各々の症状に応じて病名の判断を行い処置を施します。

また、病気の原因として多いのが水質の悪化と急激な変化、病気の感染です。

水質が悪化しないように定期的なメンテナンスを行うとともに、諸条件の急激な変化が起らないように細心の注意を払いましょう。

新規でグッピーを購入する場合は、お店のグッピーの状態をしっかり確認しましょう。

もし怪しい個体が入っている水槽があれば、その水槽内の魚は買わないようにしましょう。

購入後自宅に持ち帰った後は、袋のまま水槽に20分程度浮かべて水温をなじませます。

その後開封して水槽の水と袋の水を少しづつ馴染ませながら徐々に放流しましょう。

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