金魚は日本の代表的な魚として、誰もが知っている有名なお魚ですよね。
夏ともなれば、風物詩としてもお祭り等で見かける機会が多くなることでしょう。
しかし、そんなひょんなことから手に入った金魚を、何気なくグッピーの水槽に入れてしまってるってなんてことはありませんか?
今回は、グッピーと金魚の混泳は出来るのか、そして混泳させた時にリスクはあるのか、そんな疑問を解決していってみたいと思います。
金魚とグッピーは混泳出来るの?
出来るか出来ないかという率直な疑問に対しての答えは、「出来ないことは無い」です。
なぜかと言うと、金魚とグッピーの住める環境には違いがあまり無いからです。
水温の適正温度も同じくらいなので、水槽内の環境の基準としては一致しているとも言えます。
しかし、そこには大きな問題点もあるので、是非注意して頂きたい所です。
金魚とグッピーを混泳させた時の問題点
金魚とグッピーの一番の違いは、やはり大きさでしょう。
勿論金魚にも大きさは様々ですが、池に放流されていたりお祭りで見かけたりする金魚達の大抵は、最初は同じくらいの大きさでも、成長するにつれてグッピーの何倍も大きく育って行きます。
では、大きさの違いで起きてしまう問題とはどんなことが挙げられるでしょうか。
水流の違い
金魚の体がグッピーより大きくなればなるほど、泳いだ時に作り出される水流の大きさに違いが出てきてしまいます。
大きな水流のせいで常に自分の動きが狂わされてしまうグッピーは、ストレスを溜め込んでいってしまいます。
餌の認識の違い
グッピーの親が自分の生んだ子供ですら食べてしまう様に、金魚も大きくなればグッピーを餌として認識してしまうかもしれません。
個体の大きさが違うということは、餌として認識する大きさも違ってしまうということなのです。
まとめ
金魚とグッピーを混泳させることは一定の条件下では可能ではありますが、上記で挙げた問題点を踏まえると、リスクは無いとは言えないでしょう。
出来るならば、別の水槽で飼育するか、水槽内を仕切りで仕切るなどの工夫をすることをお勧めします。