
グッピーを飼うためには、水質は中性から弱アルカリ性が最適と言われています。
これは具体的な数値で表すと、ペーハー7.0から7.5くらいの値となります。
しかし、これを守っているだけではグッピーを上手く飼うことはできません。
グッピーを飼うためには、飼育中のペーハーの他に、導入時のペーハーについて知っておく必要があるのです。
導入時のペーハーとは
グッピーは丈夫で環境適応力も高いのですが、短時間で水温やペーハー値が変化すると、体が適応しきれずに弱ってしまいます。
これが最も起きやすいのが、ショップなどで購入して自宅へ迎え入れるときです。
そのためグッピーの導入時には、水温とペーハーをしっかりと合わせてから自宅の水槽に入れましょう。
水合わせは、まず、買ってきたばかりのグッピーを袋ごと水槽に入れます。
こうすることで最初に水温を合わせるのです。
次に、袋の水を4分の1から2分の1程抜いて、代わりに水槽の水を入れます。
この手順を数回繰り返すことで、袋の中の水は殆ど水槽の水に置き換わります。
このようにして、水合わせをしっかりすることで、グッピーの負担は少なく、導入することができます。
また、水槽の水環境を保つために、袋の中の水は極力水槽へ入れないようにしましょう。
外国産のグッピーの場合は、日本の水に慣れていなかったり、長時間の輸送で疲れていたりする可能性もあるので水合わせはより慎重に行うようにしてください。
飼育中のペーハーとは
しっかりと水合わせをしたグッピーは、持ち前の適応力によってやや酸性よりのペーハーでも飼うことができます。
このため、モーリーなどの飼育環境が多少異なる熱帯魚とも混泳させることができるのです。
グッピーのペーハー限界値を試すわけにはいきませんが、ペーハー6.5から7.5くらいの範囲であれば、問題なく飼育できるでしょう。
ただし、極端なペーハーの変化や、水槽内の汚れの蓄積はグッピーに負担をかけて病原菌が蔓延する原因にもなるので注意が必要です。
ペーハー値は、水のキレイさと適正水温と共に一定に保つようにしましょう。
訳あって飼育水のペーハー値を変えたいときは、数時間から数日かけてゆっくりと少しずつ変えるようにしてください。
まとめ
グッピーの導入時にはしっかりと水合わせをして、グッピーの受けるペーハー変化を少なくしましょう。
グッピーは中性から弱アルカリ性の水を好みますが、持ち前の適応力の高さで、やや弱酸性の水でも飼育することができます。
このときには、少しずつペーハー値を変化させて、グッピーへの負担を少なくしてあげましょう。
また、水槽の水は何もしなくても少しずつペーハーが変化していくので、定期的に水換えをする、水槽に貝殻やサンゴを入れる、などしてペーハー値が一定に保たれるようにしてください。