グッピーのRREA種をうまく繁殖させるために気をつけたい2つのポイント

RREAとは、Real Red Eye Albinoの略のことで、白い体に赤い目が魅力的なグッピーです。

別名、アルビノとも呼ばれるこの種類のグッピーは視力が弱く、個体によっては目の全く見えないものもいます。

そのため、普通のグッピーよりも交尾がうまくいかずに繁殖しにくいと言われているのです。

しかし、これからご紹介する2つのポイントを押さえていただければ、初めてグッピーを飼う方でもRREAのグッピーをうまく繁殖させることができるようになるでしょう。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

ポイント1.オスとメスをペアでを隔離する

前述した通り、RREAのグッピーは視力が悪いのでオスとメスが出会いづらく、交尾がなかなか行われないときがあります。

2、3ヶ月程度、RREAのグッピーを通常飼育してみて、メスが妊娠する様子がなければ、オスとメスを小さめの容れ物に隔離してみましょう。

遊泳スペースを狭めることで、オスとメスが出会いやすくなるのです。

サテライトボックスなどを使用すれば、メイン水槽内にそのまま妊娠のための個室を作ることができるので便利ですよ。

産卵箱やプラスチックケースを使う場合は、1、2ヶ月の長期戦に備えてフィルターやポンプも揃えておきましょう。

ポイント2.ノーマルのオスを使う

目の見えるノーマルのオスを使うと、RREAのメスが妊娠する確率をさらに上げることができます。

例えば、ブルーグラスのRREAを繁殖させたいときは、普通のブルーグラスのオスを用意しましょう。

この方法で留意しなければいけないことは、産まれてくる一代目のグッピーは全てRREAではなく、ノーマルだということです。

より正確に言えば、RREAの遺伝子を持つノーマルグッピーたちです。

RREAは劣性のホモで発現するため、一代目のグッピーたちを交配せると、二代目のグッピーたちに25%の確率でRREAのグッピーたちを得ることができます。

RREAのグッピー同士の交配では、100%RREAのグッピーを得ることができるのですが、どうしてもオスとメスの交尾がうまくいかないときは、二代先を見越してRREAのグッピーを得る方法を取ってみても良いでしょう。

まとめ

RREAのグッピーは先天的な色素異常により、目の悪い個体が多いです。

そのため、他のグッピーに比べると繁殖しにくいところもあるのですが、以下の2つの方法で解決することができます。

1.小さな容器にオスとメスを入れて、出会う確率を上げる。

2.ノーマルのオスを使う。

どちらの方法もメリットとデメリットがあるので事前に内容を確認しておき、実行しやすい方法を選んでください。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする