グッピーの水槽に流木を入れる前に押えておきたい3つのポイント


グッピーの隠れ場所や水槽のインテリアとして使われる流木ですが、買ってすぐに水槽に入れてしまうと、グッピーに良くない影響を与えてしまうことがあります。

流木を入れる前には必ず、次の3つのポイントを押さえてください。

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1.サイズを確かめる

太い枝一本のものから、小枝が多数付いたものまで、流木の形とサイズは一つとして同じものがなく多様です。

一本入れるだけでも、ぐっと水槽にナチュラルさやお洒落な雰囲気が出るのですが、お店で見たときと、自宅の水槽に入れたときではサイズ感が違って見えます。

自宅の水槽にはろ過器やポンプ、水草なども入っています。

すると、思うように流木を置けない…なんてことも少ないのです。

必ず、事前に水槽内に入れられる流木のサイズを確認しておきましょう。

2.鋭利な部分は削る

サイズの程良い流木を用意したら、次に流木がグッピーを傷つけてしまわないように、鋭利な部分を削りましょう。

枝先や表面の尖った部分などをやすりで削って滑らかにしておくと良いです。

グッピーに限らず、魚の体はとてもデリケートなものです。

少しでも傷がついてしまうと、そこから水中の常駐細菌が体内へ入り込んで病気を引き起こしたりするので、流木や水草はグッピーを傷つけてしまう部分はないか、よく確認しましょう。

3.あくを抜く

サイズ、表面の滑らかさをクリアしたら、最後に流木のあくを抜きます。

あく抜きの方法は、主に以下の3つです。

・市販のあく抜きを使う。

・鍋で煮る。

・水に浸けておく。

上の方法から下の方法へいくにつれて、あく抜きにかかる時間が長くなります。

流木のあくが抜けきっていないと、水中に入れたときに水が茶色く濁ってしまいます。

ブラックウォーターと呼ばれるこの水には、タンニンが含まれていて、ベタやディスカスなどの魚にとっては住みやすい環境なのですが、水が酸性に傾いてしまうので、低いphに慣れていないグッピーにとっては良いものでありません。

水の濁りが軽度であれば問題ありませんが、水が茶色く濁っていると気になりますよね。

そんなときは、アクアショップで売られている活性炭を入れてみると良いでしょう。

ろ過器の中や水の出入りが多い場所へ括り付けておくことによって、水を透明に戻してくれます。

流木活用は様々です。

単体で入れてシックな雰囲気に落ち着けても良いですし、水草やコケと合わせてより自然に近い環境に仕上げることもできます。

自分の仕上げた流木でグッピーが休んでくれたら嬉しいですよね。

グッピーにも喜んでもらえるよう、水槽に流木を入れるときはご紹介した3つのポイントを押さえてください。

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