グッピーの繁殖力に困らないために、今からやっておきたい2つのこと


繁殖力の高いグッピーは、初心者でも簡単に飼えることから人気の熱帯魚の一つとなっています。

しかし、その繁殖力の高さが災いしてしまうこともあります。

グッピーの繁殖力に困らないために、グッピーを飼い始めた初心者の方から、すでにグッピーを飼っている方まで、誰でもいつでも実践できる2つの事柄についてお話しします。

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1.現状でグッピーはどれくらい飼えるか予想する

現在使用している水槽の大きさから飼えるグッピーの数を予想してみましょう。

30cm水槽なら約10匹、60cm水槽では約50匹が目安となるでしょう。

これはグッピー1匹に対して1Lの広さを確保したときの概算なので、厳密には高さ・横幅・奥行の値と水槽内に入れているろ過器やポンプ、その他の水生生物によって変わってきます。

これから水槽を買うという方は、購入時にショップの店員さんに何匹くらい飼えるのか、確認しておくと良いでしょう。

2.今後どれくらいグッピーが増えるのか予想する

タイミングや水槽の中にいるメスの数で予想数は大きく変わるでしょうが、全く予想しないよりは予想しておいた方が良いです。

グッピーのメスは一度の交尾で3、4回の出産を行えます。

一度の出産で10~数十匹産み、再度交尾をする必要がないのでまた1ヶ月後には稚魚を産むのです。

それらを踏まえて考えると、例えば水槽に妊娠したグッピーが1匹いるなら1ヶ月には10匹、2ヶ月後にも10匹、3ヶ月後にも10匹・・・とドンドン稚魚が産まれてくるのです。

1匹が妊娠すると30匹ないし50匹のグッピーが産まれてくると考えると良いでしょう。

さて、あなたの水槽には今、妊娠しているグッピーが何匹いますか?

1匹もいないという方も、例えば今いる○匹のメスが妊娠したら・・・と想像してみてください。

そのときに予想されるグッピーの数は、1で確認していただいた水槽のキャパシティを超えているのではないでしょうか。

その後の飼い方について

その後の飼い方については目的によって変わります。

複数の水槽を設置できる余裕のある方や、見た目の美しいグッピーを追及していきたいという方はオスとメスを分けて飼育すると良いでしょう。

不用意な妊娠と出産を防ぐことができ、容姿の整ったオスと初産のメスを選別することによって自分の思い描く理想のグッピーを追及していく面白さ、グッピーの遺伝の奥深さを味わうことができます。

グッピーの見た目にこだわりのない方、手軽に飼育を続けたいという方は、特別に何かをする必要はありません。

稚魚が産まれても隔離しないことで、数の増加を抑えられるからです。

ただし、体の小さなグッピーが執拗な追いかけや突きを受けていると、ストレスから病気を発症してしまうことがあるので、水質管理といじめには注意しましょう。

そんなときに使える、避難用の水槽を持っておくといいかもしれません。

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