グッピーの体に、それまではなかった黒い斑点ができていると驚いてしまいますよね。
そんなときに考えられる3つのケースについてまとめてみたので、グッピーの体に黒い斑点があって気になっている、という方は参考にしてみてください。
ケース1.色素細胞の働きで黒い斑点が浮き出てきた
ヒトが夏場に日焼けして肌が黒くなるように、グッピーも色素細胞の働きで光の当たり具合や成長によって色が変わります。
グラスなどの黒い斑点を作る遺伝子を持つグッピーでは、体の成長が止まったあとでも、体の模様が変わることがあるのです。
そのような遺伝子を持つグッピーで、餌を食べない、動きが鈍いといった異常が見られないときは、ただ模様が増えただけと思われるので心配はいりません。
どうしても、斑点が気になるというときは、照明の明るさや光の当て方を調整することで改善できることもあります。
ケース2.妊娠している
黒い斑点が複数あり、かつ、それがメスに見られるというときは妊娠している可能性があります。
グッピーは普通、妊娠すればお腹が大きく膨らむのですが、初めて妊娠したグッピーの中には卵の数が少なく、膨らみの目立たないグッピーもいます。
黒い斑点が腹部下方に見える、というときは稚魚の目が透けて見えている可能性があるので、経過に注意しながら今まで通りの飼育をしてください。
一般的なグッピーの妊娠期間は一ヶ月ですが、初産のグッピーの出産日を予想するのは、なかなか困難です。
飼育に慣れてくれば、メスが他のグッピーの接近を嫌う様子や、ジグザグな泳ぎ方、水草などに隠れる様子から判断できるのですが、初心者の方がそうと聞いて一朝一夕で見抜けるようになるのは難しいでしょう。
グッピーが妊娠している疑いがあるときは、初心者の方にはまず、水槽内へ水草を増やすことをおすすめします。
水草を増やすことで、メスが安心して出産することができ、稚魚が他のグッピーたちに食べられる危険性を抑えることもできるのです。
ケース3.黒点病にかかっている
黒点病はメダカや金魚などによく見られる病気です。
魚の体に厚みのあるホクロのような黒い斑点ができ、水質悪化が原因なので体力の落ちた魚から次々と発症していきます。
しかし、水の状態が良く、適切な飼育をしていれば魚の自己回復力で治るので、それほど心配はいりません。
白雲病などの発症前や治りかけの頃に見られることもあるので、菌の増殖しない清浄な水を維持することが一番効果的な対策となります。
症状がなかなか回復しないときは、隔離して塩浴してみることも有効です。
グッピーの体に黒い斑点が現れたときは、以上に紹介した3つのケースに当てはまることが殆どだと思います。
特に病気の場合は、早急な水の見直しが必要になるので、病気か否かだけでも判断できるようになると、グッピーを安心して飼育できるようになるでしょう。