グッピーのリボンとスワローを繁殖させるために知っておくべきこと


グッピーは繁殖させやすいので、オスとメスを交配させるだけで同種のグッピーを増やすことができます。

しかし、リボンやスワローのグッピーは、そうはいきません。

これらの種類は同種のグッピーを得続けるためには知っておかなければならないことがあるのです。

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リボンの場合

アクアショップなどでリボンのグッピーを見たときに「おや?」と思う人もいるかもしれません。

他のグッピーがオスとメスのペアで売られているのに対し、リボンのグッピーはオス2匹とメス1匹のトリオで売られているのです。

実はリボンのオスには繁殖能力がありません。

リボン遺伝子Ribはグッピーのヒレを伸長させてしまうため、オスの生殖器となるはずの尻ヒレも伸長してしまい、本来の生殖機能を失ってしまうのです。

そのためリボンは通常、リボンのオスと非リボンのオス、リボンのメスのトリオで売っています。

リボン遺伝子は常染色体上にあり、オスからもメスからも遺伝されるので、繁殖には非リボンのオスとリボンのメスを使えば問題ありません。

非リボンのオスとリボンのメスからはリボンと非リボンのグッピーがそれぞれ50%ずつの確率で産まれます。

非リボンのオスとリボンのメスを使い続ける限り、この確率は変わらないので安心して繁殖させることができますね。

スワローの場合

スワローもリボンと同じように、スワローのオスが繁殖能力を持たないためにトリオで売られていますが、リボンよりも複雑です。

というのも、スワローにはヒレを伸長させるKal遺伝子と伸長を抑えるSup遺伝子の2つが関係しており、スワローは優性のKがあり(KK、Kk)、かつ、sが劣性ホモ(ss)のときのみ表れるからです。

スワローを得続けるためには、スワローのメスと非スワローのオスを交配させれば良いのですが、スワローのメスの組み合わせが2種類なのに対し、非スワローのオスの組み合わせは7種類もあります。

そのため、次代でスワローのみ得られる組み合わせ、非スワローのみ、非スワローとスワローの両方が得られる組み合わせ、と交配のさせ方は多岐に渡ります。

全ての組み合わせについて解説すると長くなってしまうので、スワローを飼うときには次の一点に注意してください。

「常にスワローと非スワローの2系統を維持しておく」

これさえ意識しておけば、スワローの個体がいなくなる、ということはないので安心してください。

まとめ

リボンやスワローのオスは尻ヒレが必要以上に伸長してしまうので生殖器のゴノポジウムがうまく機能しません。

そのため、非リボンのオスとリボンのメス、非スワローのオスとスワローのメスを交配させます。

産まれてくる子供は、親の遺伝子型によって割合が変わってきます。

リボンやスワローのみになってしまうと、グッピーが繁殖しなくなってしまうので、常にリボン、スワローともにノーマルの2系統を維持するように意識して飼育すると良いでしょう。

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