グッピーは母親がお腹の中で卵を孵化させて稚魚を産むので、卵で産まれる他の熱帯魚よりも簡単に増やすことができます。
さらに、今回ご紹介する2つのコツを知っていると、放置していてもグッピーをうまく繁殖させることができるでしょう。
コツ1.水槽の底に水草などで隠れ場所を作る
グッピーはたとえ我が仔であっても、成魚は稚魚を見かけたらパクリと食べてしまいます。
本能による反射的行動なので、この捕食行為を止めさせることはできません。
グッピーの成魚は上層を泳いでいることが多いのに対し、産まれたばかりの稚魚は底の方を泳ぎます。
そのため、水槽の底に隠れ場所を作っておいてあげると、その分稚魚が生き延びる確率が上がり、数を増やすことができます。
使用する水草には、葉が密に茂るウィローモスなどがおすすめです。
グッピーの好む弱アルカリ性の水でも育てることができ、光量の少ない環境でもよく育ちます。
ウィローモス以外の水草でも問題ありませんが、葉が硬く、グッピーを傷つける恐れのあるものは避けましょう。
コツ2.稚魚にも餌が行き渡るようにする
前述の通り、グッピーの稚魚は底にいることが多いので、水面に餌を落としただけでは稚魚が食べる前になくなってしまう可能性があります。
稚魚が食べやすいよう、こまかくすり潰した餌をスポイトを使って底へ送ってあげるようにすると良いでしょう。
稚魚におすすめされている、孵化させたブラインシュリンプも同様の方法で近くへ送ってあげると喜んで食べてくれます。
まとめ
以上の2つのコツを押さえた飼育をしていただければ、放置していても順調にグッピーを繁殖させることができます。
さらに、この方法の優れているところは、どちらの方法も加減することでグッピーの稚魚を増やしすぎないようにできるところです。
ちょっとかわいそうですが、水草を減らし、餌の行き渡りを減らせば、稚魚の生存率を下げることができます。
当たり前のことですが、グッピーの飼育には水温、水質の維持と定期的な水換えが欠かせません。
清浄な水の維持は水槽が大きく、グッピーの数が少ないほど簡単にでき、水槽が小さく、グッピーの数が多いほど難しくなります。
グッピーは放置していても増やせるほど、丈夫で繁殖が容易なので初心者向きと言われていますが、その反面、数の増えすぎに頭を悩まされることも多々あります。
放置していても数を増やしすぎないように、うまくコツ1とコツ2を調整して、水槽にあった数のグッピーを飼育するようにしてください。