キングコブラの飼育・繁殖方法

guppy
グッピーは小さいけれどもその模様は鮮やかで美しく、それでいて飼育も簡単なので、熱帯魚の入門魚として名前を知られています。

その模様や尾びれの形状は様々で、とにかくたくさんの品種があります。

その中には「キングコブラ」と呼ばれるいかにも恐ろしげな品種があるのです。

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キングコブラとは?

「キングコブラ」とはその名のとおり、毒蛇のキングコブラに由来してます。

ボディの模様がまるでコブラのようで、黄色の下地の上に黒色の細かいまだら模様となっている品種なのです。

名前は怖そうですが、グッピーのメタリリックなボディの上にその模様が尾びれまでびっしりと表れている形状はとても美しく、数多くある品種の中でも人気の一種と言えるでしょう。

日本においては今から50年ほど前にアメリカから輸入されてきたものであり、当時はその美しさから話題になったそうです。

キングコブラの飼育方法!混泳・水温・餌など

キングコブラは美しい尾びれが長い品種でありますが、もちろんグッピーの一種です。

なのでその飼育方法は容易であり、グッピーの通常通りの飼育で問題ありません。

基本通りエアー及びろ過装置を設置し、サーモスタットによって水温は25℃に保ってあげましょう。

夏場の水温の上がりすぎには注意して下さいね。

床砂を敷き、そこに緑鮮やかな水草を植えてあげると、キングコブラの美しい模様が一層映えるでしょう。

餌は熱帯魚用の人工飼料で良いのですが、グッピー専用のものが売られているのでそれがおすすめです。

ときどきイトミミズや赤虫、ブラインシュリンプなどの栄養価の高い生き餌をあげると、その個体はより大きく美しく育ちます。

混泳に関しては、グッピーと同じくらいの大きさの種類ならば通常は問題無いのですが、スマトラはキングコブラの長いヒレを攻撃しやすく、またエンゼルフィッシュも大きく育つとグッピーを食べてしまいますので、それらとの同じ水槽での飼育は避けてください。

キングコブラの繁殖・遺伝

キングコブラはコブラ系のグッピーの最も基本となる品種です。

このコブラ模様を持った品種は非常に多くバラエティに富んでいるですが、この模様を遺伝的に発現させるにはキングコブラを他の品種と組み合わせ繁殖させると良いでしょう。

特にオス親がキングコブラだった場合、その仔は遺伝的に必ずコブラ模様が表れてきます。
なので、他の品種と組み合わせて繁殖させる場合でもその仔の世代の模様が想像しやすいです。

ポピュラーだけれども非常に美しい模様を持ったキングコブラは繁殖初心者の方にとってみてもおすすめの品種です。

ぜひ繁殖させて新しい模様を楽しんでくださいね。

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